日本GP決勝を2周でリタイアしたルノーのロバート・クビカは、小林可夢偉のおかげで退屈になることはなかったと語った。
3番グリッドのクビカは、スタートでマーク・ウエーバーを交わして2番手に浮上したが、セーフティカー先導中の3周目にヘアピンで右リヤタイヤをホイールごと失い、わずか5分でレースを終えてしまった。
「タイヤを温めていたら、マシンのコントロールを失いかけた。最初はドライブシャフトのトラブルだと思ったけれど、どうもホイールが問題だったようだ」とクビカはレース後に語っている。
その後、クビカはテレビでレースを観ていたが、可夢偉のオーバーテイクショーに助けられたと述べた。
「可夢偉が彼のクルマでしたことは、すごいことだ」というクビカのコメントをMotorsport.comが伝えている。
「テレビを観ていなければならなかったけど、彼は僕の一日を救ってくれたよ」
