ロバート・クビカは、今年F1に新たに導入された新テクノロジー、KERSを現在利用できていないことで、今後通常のグランプリコースでは自分は不利になるだろうと考えている。

 マレーシアGPで1周でリタイアを喫した後、BMWザウバーの公式ウェブサイトにおいて彼は、開幕戦オーストラリアを見た結果、KERS搭載車は手強い相手になるだろうと予想していたと語った。
 BMWザウバーはKERSテクノロジーの開発において最も進んだチームになると見られていたが、クビカはその長身と体重の影響でこのシステムを使えずにいる。現役ドライバー中最も長身であるため、その体重の重さは、KERSが生む80hp超のエクストラパワーというメリット以上のデメリットとなりうる。そのため、BMWザウバーでは、小柄なニック・ハイドフェルドのみがKERSを使用している。

「レースにおいてKERSは、オーバーテイクする時とポジションを守る時、そしてもちろんスタートにおいて、アドバンテージになると思う」とクビカ。
「マレーシアでは、スタートラインから1コーナーまでの間、KERS搭載車の方がアドバンテージを得ていた。メルボルンでもKERSの有無で違いが生まれていたのはすでに見たとおりだ。フェルナンド・アロンソとティモ・グロックの状況を例にとってみると、フェルナンドの方がずっと遅かったのに、ストレートに来るたびに彼はパワーを発揮して、ティモには抜けるチャンスがなかった」

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