ロバート・クビカが来年の春にフェラーリF1でテストを行う見込みであるとヨーロッパで報じられている。
スペインのAS.comによると、イタリアのLa Gazzetta dello Sportの記者でフェラーリの事情によく通じていることで知られるアンドレア・クレモネッシが、クビカは来年フェラーリでテストをした後、2013年にフェリペ・マッサの代わりにフェラーリ入りする可能性があると報じたという。
ロータス・ルノーGPはすでに来季のドライバーラインナップとしてキミ・ライコネンおよびロメイン・グロージャンと契約、チームプリンシパルのエリック・ブーリエは、クビカを将来起用する可能性について否定的な発言を行っている。
クビカは今年ロータス・ルノーGPとの契約を結んでいたが、2月にラリーで重傷を負い、今シーズンを欠場した。クビカはF1復帰を目指して現在もリハビリ中だ。
フェラーリは以前からクビカを欲しがっており、フェルナンド・アロンソとクビカが仲がいいこともあって、クビカがフェラーリでテストをする可能性があるという報道は以前にもなされた。
今回La Gazzetta dello Sportは、フェラーリは来年の春、ムジェロでクビカをフェラーリの2010年型マシンF10に乗せ、もし彼のコンディションとパフォーマンスがよければ、2013年のレースドライバー候補として検討すると報じている。