デイビッド・クルサードは、インドでのデモ走行の際に、事前に定められた速度制限を破ったため、罰金あるいはインドでの免停の処罰を受けるかもしれない。
レッドブル・レーシングはムンバイのラジブ・ガンジー・シーリンクという橋でデモ走行を行ったが、この時クルサードは制限速度の3倍近くのスピードで走ってしまったという。今回のイベントでは、通常のこの橋での制限速度の2倍である60mphが制限速度として認められていたものの、クルサードは160mphを記録してしまった。
「イベントの報告書を提出するよう、担当者に求めている」とマハラシュトラ州道路開発社のマネージングディレクターであるサティシュ・ガバイがコメントしたと、デイリー・メールは伝えている。
「クルマがシーリンクにおいて許容される速度制限を超えたと証明された場合に限り、対処が検討される」
「何らかの違反があった場合には、この件は関係機関の手に委ねられる」
クルサードは制限速度を超えてしまったことを謝罪している。
「どのへんが60mphなのか判断しようと努力をしていたのだが、クルマにスピードメーターがなかった」とクルサード。
「僕は現役時代ずっと200を超えるスピードで走っていたからね。速度制限を超えてしまったのだとしたら申し訳ない」
イベントオーガナイザーは、スピード違反に関して支払っていたデポジット2万ポンドを失うことになる見込みだという。
