元F1ドライバーのデイビッド・クルサードがメルセデスベンツと契約、ドイツツーリングカー選手権(DTM)に参戦することが正式に決定した。

 2008年までF1に参戦、ウイリアムズやマクラーレン、レッドブルと移籍し、13勝を挙げたクルサードは引退後、レッドブルのリザーブドライバーを務めながらBBCのF1中継に解説として登場、多くのファンを新たに獲得してきた。

 今回、クルサードはレッドブルのリザーブドライバーの役をそのまま続けながらも、新たにメルセデスベンツと契約し、DTMへの参戦を決定。レースの舞台に戻ることとなった。メルセデス陣営にはラルフ・シューマッハーや、マクラーレンのリザーブドライバーであるゲイリー・パフェット、フォース・インディアのリザーブであるポール・ディ・レスタなど多数の新旧F1ドライバーが顔を揃えることになる。

「いつも言ってきたけど、レースを諦めたことなんてないんだ。僕は引退したなんて思ったことはないからね」とクルサードはBBCに語る。「F1ドライバーとして、僕が復帰したいと思っていないことはみんな知っていたんだ。2009年の間は積極的にレースをしたいと思っていなかったんだけど、DTMの最終戦を見に行った時に、思わずうなったね。僕の中でまたレースをしたいとうずき出したんだ。それからメルセデスをテストしたんだけど、僕のBBCの仕事とスケジュールがピッタリ合った。だから決断することができたんだ」

「DTMのテクノロジーは本当にレベルが高いと思うし、選手権はとてもプロフェッショナルだ。何より、メルセデスは僕がマクラーレンにいたとき、7年間共に働いた仲間だからね」

「僕の最近の日常で、アドレナリンを失っていたことが大きかった。僕がレースを忘れられると思うかい? 僕の最大の楽しみは、レースを戦うことなんだ。レースを失っているのは僕の人生じゃないし、チャンピオンシップを戦うことができて、それが自分でもうなるほどのレースならば、それを戦わない理由はないだろう?」

「僕は40歳代になるが、50歳になっても、僕にオプションが与えてもらえるようにならないといけないね」

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