2014年F1イタリアGPの金曜プラクティスで、ザウバーのエイドリアン・スーティルはFP2で16位、エステバン・グティエレスは11位/14位、ギド・バン・デル・ガルデはFP1で15位だった。
■ザウバーF1チーム
エイドリアン・スーティル フリー走行1=-位/2=16位
いい金曜日だった。最初のフリープラクティスは走行できなかったので、十分には走れていないけれど。
走り始めはいいリズムを探し出すのが難しい。全体的に見て2回目のフリープラクティスはかなりうまくいったが、マシンバランスにはまだ完全には満足できていない。アンダーステアを減らすため解決法を見つける必要がある。それでも、これといった問題もなく予定していたプログラムを終えられた。
エステバン・グティエレス フリー走行1=11位/2=14位
午前中は予定していたプログラムの作業を行った。いくつかメカニカルセットアップを試し、C33のエアロバランスを変更した。
最初はまずまずだったが、1回目のフリープラクティス終盤に施した変更により、いいフィーリングが持てなくなった。
午後に入りFP1最初の状態に戻し、そのセッションはうまくいった。もう少しマシンを改善できると思う。明日に向けて路面グリップの向上も注視しつつ改善を目指す。
ギド・バン・デル・ガルデ フリー走行1=15位/2=-位
最初の2回の走行ではマシンバランスにかなり苦しんだ。最初はかなりのローダウンフォースレベルで走り始め、結果としてひどいアンダーステアが発生し、これが一番の問題点だった。
FP1終盤にはリヤウイングにダウンフォースをつけて、フロントウイングにも変更を施した。ラップタイムはかなり向上したよ。この仕様ならマシンは安定しアンダーステアも少ないと思う。セッションが終わるころにはマシンバランスにかなり満足できる状態になった。