エステバン・グティエレスのザウバー残留が今週にも発表される見込みであるとの報道がなされている。
ザウバーはこの3年、メキシコの大手通信会社テルメックスが支援するセルジオ・ペレスとグティエレスを走らせてきたが、今年末でスポンサーシップの当初の契約期間が終了するということだ。
当初、チームプリンシパルのモニシャ・カルテンボーンは契約の継続にあまり乗り気ではなかったとのことだが、さまざまな選択肢を検討した後に、結局グティエレスを選ぶことに決めたようだと、AUTOWEEKは伝えている。
ザウバーは今年、ロシアの投資者との契約の一環として、ロシア出身18歳のセルゲイ・シロトキンと育成ドライバーとしての契約を結び、2014年にF1デビューさせる意向であることを明らかにしていた。しかしシロトキンはスーパーライセンスをまだ取得しておらず、11月の段階で、カルテンボーンは、彼を来年レースドライバーに昇格させるかどうかの判断は近いうちに下すと述べていた。
ザウバーは13日、エイドリアン・スーティルとのレースドライバー契約を発表しており、グティエレスが残留する場合、シロトキンのデビューは少なくとも翌年まで延期されることになる。