地元グランプリで予選19位と苦しい結果となったトヨタのティモ・グロックが、ルノーのフェルナンド・アロンソを予選Q1でブロックしたとして、グリッド降格のペナルティを受けた。これによりグロックは最後尾からのスタートとなる。
ドイツGPの予選で、グロックはアロンソのフライングラップを邪魔したとして、3グリッド降格のペナルティを受けた。しかしグロックは予選19番手だっため、ひとつ後ろの最後尾20番グリッドにつくこととなった。これにより、20番手だったトロロッソのセバスチャン・ブルデーが19番グリッドに繰り上がることになる。
FIAは以下のような声明を発表した。
「スチュワードは、レースディレクターからのレポートを受け取り、次のように考えた。カーナンバー10のドライバーは、Q1でスローダウンし、カーナンバー7のドライバーの妨害をした」
さらにFIAは、グロックは2009年FIA F1スポーティングレギュレーション第31.7条に違反したとの考えも明らかにし、「この行為は非常に危険をはらむものでもあった」とも述べている。
