2010年F1第11戦ドイツGPの日曜決勝で、ヴァージンのティモ・グロックは18位を獲得、青旗が度々提示されたことが自分のレースに不利に働いたと語った。ルーカス・ディ・グラッシはリタイアしている。
■ヴァージン・レーシング
ティモ・グロック 決勝18位
レース序盤は厳しい状況だったよ。土曜のトラブルによってギヤボックス交換のペナルティを受け、僕らはグリッド最後列についた。スタートでルーカスが素晴らしい動きを見せて僕をオーバーテイクした。それでも僕はいいスタートをしてターン1で2台のHRTをオーバーテイクした。それはよかったのだけれど、ターン2ですべてを失ってしまった。後ろから誰かに押されたように感じ、ワイドになって、突然僕はまた最後尾に落ちてしまったんだ。またHRTとの戦いを始める羽目になった。山本は抜いたが、セナはトップスピードがよくて彼にはずっと押さえられた。ピットストップの後はいいペースで走れたけれど、青旗が提示され、それが僕のレースにかなり響いた。オプションタイヤを履いている時には前がクリアな状態で、いいペースで走れた。全体的にレースには満足している。週末を通して準備をもっとスムーズに行っていく方法を見つけられればと思う。そうすればもっと楽に戦えるだろうからね。
ルーカス・ディ・グラッシ 決勝リタイア
今日のレースではすごくいいスタートをして、1周目に4つポジションを上げ、何周にもわたってヘイキの後ろを走った。マシンの動きはよかったので、今日はコース上でロータスを倒せると自信を持っていたし、オプションタイヤに換えた後はすごくプッシュした。でも、縁石のバンプにヒットしてサスペンションにダメージを負い、コントロールを失った。このダメージによってレースを続けることができなくなった。走っていれば素晴らしいレースになったかもしれないのに、途中で終わってしまった。でもここではマシンの力を示すことができたので、来週末のハンガリーGPがすごく楽しみだ。