ティモ・グロックがマルシャを離脱することが決まったと、ドイツメディアが報じている。
グロックは2013年のマルシャとの契約を有していたが、ドイツのSport Bild紙は、両者が互いに同意の上で袂を分かつことを決めたと報じた。正式発表は月曜にも行われる見込みだということだ。
同紙はグロックの以下のようなコメントを掲載している。
「マルシャF1チームで素晴らしい3年間を過ごした。僕らは友好的に袂を分かつ。僕は新しいチャレンジを見つけ、モータースポーツの旅を続けたいと思う」
日曜夜の段階ではマルシャ関係者からのコメントは得られていない。
マルシャがF1活動をスタートする2010年にグロックは加入し、競争力のなさに耐えながらも、長期計画でチームの前進を図ると常に述べていた。彼は2011年に3年契約を結び、2014年末までチームにとどまることが決まっていた。
マルシャは昨年末、資金を持ち込める新人マックス・チルトンとの契約を発表した。グロックの代わりには、経験がありながら資金を持つドライバーが必要になるものとみられる。
F1ライター、ジョー・サワード氏は自身のブログの中で、マルシャはロシアのチームであるため、ビタリー・ペトロフが候補として推測されていると記すと共に、ペイドライバーは多数存在するとも述べている。
グロックはBMWからDTMに参戦するのではないかと考えられている。