ロータスのチームプリンシパル、エリック・ブーリエは、バルセロナF1合同テスト最終日にキミ・ライコネンは復帰できる見通しであると語った。ライコネンは食中毒により2日のテストを休んでいる。
バルセロナテスト3日目、ライコネンが体調不良により走行できなくなったため、ロータスはロメイン・グロージャンをパリから呼び戻し、午前中にはリザーブドライバーのダビデ・バルセッキ、午後にグロージャンを走らせた。
最終日にライコネンを走らせるかどうかの判断は日曜朝に下されるものの、無事に復帰できそうだとブーリエは語った。
「調子がよくなってきている」とブーリエ。
「彼自身、明日走りたいと話している。走れる状態だと感じているようだ。今、医師の最終的な判断を待っているところだが、大丈夫だろう」
ライコネンが走れない場合に備えてグロージャンは日曜までバルセロナに残る。彼は土曜の朝、パリで目覚めてから事態を知ったということだ。
「今朝は少しのんびりしていた。9時半から10時ぐらいに起きてパリで用事を済ます予定だった。でも8時半に目が覚めたんだ」とグロージャン。
「携帯を見たら、(ロータスのディレクターオブレースエンジニアリングの)アラン(・パーマン)からメッセージが入っていた。『折り返し電話をくれないか? キミの体調がよくないんだ。バルセロナに来てもらえるとありがたい』ってね」
「すぐに彼に電話をして『そこに行けるベストな方法を探そう』って言った。すでに土曜日で、それほどたくさん便はないから、簡単じゃなかった。だから無事に来ることができて嬉しいよ。午後1時50分に着いて、マシンに飛び乗り、多少走行できた」