ロータス・ルノーGPの来季ドライバー候補にもあがっているロメイン・グロージャンが、今シーズンの残り2戦で同チームの金曜ドライバーを務めることが明らかになった。
2009年以来のF1復帰となるグロージャンは、今季チームのサードドライバーと並行して参戦したGP2シリーズで見事タイトルを獲得。彼は、チームボスのエリック・ブーリエが率いるマネジメント会社「グラビティ」のドライバーでもあることから、来季のレギュラーシート争いにも加わっている。
フランス人のグロージャンは、来月のアブダビGPとブラジルGPに金曜ドライバーとして参加、来季のシート獲得へアピールするチャンスを与えられた。
今のところ、アブダビの金曜フリー走行1回目は、ブルーノ・セナのマシンを駆り、最終戦のブラジルではビタリー・ペトロフのシートに座ると考えられている。
現在チームは、リハビリを続けているロバート・クビカが2012年のドライバーとして役割を果たせるか見定めており、今後数週の内には何らかの決定を行いたいとしている。
