13日に決勝レースが行われたF1日本グランプリで3位表彰台を獲得したロータス・ルノーのロメイン・グロージャンが、一夜明け東京・お台場で開催されたモータースポーツジャパン(MSJ)2013に登場した。
13日の日本グランプリではスタートを決め、優勝を争ったグロージャン。3位表彰台を獲得したこともあってか、この日お台場で開催されたMSJに登場したグロージャンは上機嫌。笑顔で会場のファンに手を振った。
今回のグロージャンの訪問の目的は、ルノー・ジャポンがお披露目する新型ルーテシア・ルノースポールの発表会のため。会場にはホワイトとイエローの2台のルーテシアRSが登場し、グロージャンはさっそうとイエローのルーテシアに乗り込むと、コースを縦横無尽に使ってマシンを振り回した。
「ルーテシアRSにはいろんな国でこうしてよく乗り込むんだ」というグロージャンは、白煙を上げながら走行。続いてJ SPORTSでスーパーGTのピットレポーターを務める瀧口友里奈さんが助手席に乗り込むが、グロージャンはそれまでと同様にルーテシアRSを振り回し、最後はルーフに登って詰めかけたファンの声援に応えた。
お披露目後、ステージに登ったグロージャンは「鈴鹿では表彰台に上ることができて、今日はステージに登っている。昨日もそうだったし今日もそうなんだけど、日本のファンの皆さんの熱さを感じることができているんだ。本当に嬉しいよね」とファンに挨拶。イベント後は、控室にいたWEC世界耐久選手権に参戦するトヨタ・レーシングのステファン・サラザンらと言葉をかわすシーンも見られた。