ロータスのチームプリンシパル、エリック・ブーリエは、ロメイン・グロージャンとの2014年の契約はまだ確定していないものの、上層部からの書類待ちの状態であると語った。
グロージャンはここ数戦、素晴らしいパフォーマンスを見せており、日本GPではレース前半をリードし、結果は3位に終わったものの、レッドブル勢と優勝をかけて戦った。
チームは彼に非常に満足しているが、チームオーナーのジニー・キャピタルはまずは長期的な財政状態の安定を目指し、投資パートナーとの契約を結ぼうとしている。
6月、ジニー・キャピタルがチームの株式35パーセントをインフィニティ・レーシングに売却することが発表されたが、取り引き完了が遅れていた。しかしパートナーが名称をクワンタム・モータースポーツに変更し、近いうちに契約が完了する見込みであるといわれており、その後に2014年のドライバーラインナップが決められる。
グロージャンの残留は決定しているのかと聞かれたブーリエは、次のように答えた。
「分からない。役員会から書面による確認をもらう必要がある」
「ロメインはすでに我々との来季契約を持っているが、その契約は確定したものではない。ロータスがオプションを行使するかしないかを決めなければならない。数日のうちにそれを決定する」
投資パートナーとの契約が結ばれれば、ロータスはグロージャンのチームメイトとしてニコ・ヒュルケンベルグを起用するものとみられている。