F1韓国GPのスチュワードは、ロータスのロメイン・グロージャンに決勝レースの1コーナーでアクシデントを起こさないよう警告している。Motorsport.comが報じた。
ベルギーGPの1コーナーで有力ドライバーを巻き込む多重クラッシュを引き起こし、続くモンツァのイタリアGPを欠場処分となったグロージャンは、先週末の鈴鹿でもスタート直後に再びアクシデントの引き金となり、10秒のストップ・アンド・ゴー・ペナルティを受けている。
1995年からF1のスチュワードを務めるポール・グジャルは、Blickに対し韓国で次のように語った。
「フランス人は警告を受けている。もう一度アクシデントを起こせば、再び別のレースを観客として過ごすことになるだろう」
「チームからは、ハッピーではないと言われている。僕もこうした状況には満足していない」とグロージャンはRMCスポーツにコメント。
「(ロータスでは)550人もの従業員が働いている。僕は状況を理解しており、この問題を解決することは僕自身の責任だ」
グロージャンは、自分のことを“狂った奴”と呼んだマーク・ウエーバーが、鈴鹿のレース後に会いにきたことを認めている。
「彼のコメントは読んでなかったけど、レースの後に彼は僕に会いに部屋までやってきた」
「彼はイラついていたけど、それは当然のことだと思う」
「僕は謝罪した。僕ができるのはそれしかなかったからね」
「報道については目にしていない。けど、この状況から抜け出すことができれば、僕自身はさらに成長できると理解している」