2015年7月29日

ランボルギーニ・ブランパン・スーパー・トロフェオ・ヨーロッパ・シリーズ
第4大会 ベルギー・スパフランコルシャン・レビュー
コッツォリーノ/道見組、2大会連続の2位獲得

■大会概要
開催地:ベルギー(スパフランコルシャン 一周:7.004km)
開催日:2015年7月23日(木)~25日(土)

■大会結果
7月24日(天気:晴れ時々曇り/路面:ドライ) レース1予選:7番グリッド/レース2予選:6番グリッド
7月24日(天気:晴れ時々曇り/路面:ドライ) レース1決勝(50分間):2位
7月25日(天気:雨/路面:ウェット) レース2決勝(50分間):9位

■大会レビュー
 ランボルギーニ・ブランパン・スーパー・トロフェオ・ヨーロッパ・シリーズ第4大会は7月23~25日、ベルギー・スパフランコルシャンで33台の参加により実施され、ヴィンチェンツォ・ソスピリ・レーシング(Vincenzo Sospiri Racing/VSR)はケイ・コッツォリーノ(Kei Cozzolino/27歳)と道見ショーン真也(Shinya Sean Michimi/22歳)がコンビを組んでカーナンバー16のランボルギーニ・ウラカン LP 620-2 スーパー・トロフェオで果敢に挑みました。

 23日の練習走行(60分間×2回)を経て臨んだ24日午前の予選(15分間×2回)、レース1決勝のスターティンググリッドを決める1回目はコッツォリーノが担当して2分20秒448で総合7番手、レース2決勝のスターティンググリッドを決める2回目は道見が担当して2分21秒606で総合6番手を獲得しました。

 24日午後2時55分に始まったレース1決勝(50分間)、7番グリッドからスタートしたコッツォリーノは鋭い加速で前方の集団へ迫り、ラソースからオー・ルージュまでに1台を抜いて6番手、ケメルストレートで1台を抜いて5番手へと進出しました。4番手の背後にピタリとつけたコッツォリーノでしたが、抜けるほどのスピードを持ち合わせていなかったため、後半のスティントを受け持つ道見のためにタイヤをできる限り温存する走りに徹しました。3周目に後方で単独事故が発生してセーフティカー(SC)導入。この事故処理で手間取っているうちにドライバー交代を許される時間帯が訪れたため、チームはSC退去直後にコッツォリーノをピットへ呼び寄せました。ところが、最高時速60キロ制限となるピットロードの遥か手前からSCが低速走行した影響で大きくタイムロス、道見の手にステアリングが託されたときには6番手へ後退しました。しかし、そこから道見は僅か6分少々の間に目を見張るような追い抜きを見せました。レース終盤に訪れた2度目のSC導入/SC退去のリスタートの機会にラソースで1台、同じ周に最終シケインのブレーキング勝負で1台。圧巻は最終周、やはり最終シケインのブレーキング勝負で1台を抜き去り3番手でチェッカードフラッグを受けた場面でした。さらに、トップでチェッカードフラッグを受けたドライバーに対してレース終了後にペナルティが課され、コッツォリーノ/道見組は繰り上がりで2位となりました。

 25日午前11時30分からのレース2決勝(50分間)は、土砂降りと小雨を繰り返す悪天候のためSC先導により始まりました。3周終了時点でSC退去となり実質的なレースがスタートし、間もなく4番手のクルマがラディヨンでスピンを喫したため6番グリッドのコッツォリーノは自動的に5番手へ浮上しました。しかし、濡れた路面に翻弄されて8番手へ順位を下げてしまっただけでなく追突にも遭って9番手へ後退。ちょうどドライバー交代を許される時間帯だったため、直後にチームはコッツォリーノをピットへ呼び寄せました。ステアリングを受け継いだ道見は、レース1決勝のような快進撃を果たすべく悪天候に立ち向かったものの、9位でチェッカードフラッグを受けるに留まりました。

 なお、ランボルギーニ・ブランパン・スーパー・トロフェオ・ヨーロッパ・シリーズ第5大会は、9月18日(金)~20日(日)にドイツ・ニュルブルクリンクで開催されます。

■ケイ・コッツィリーノのコメント
「レース1決勝のオープニングラップのバトル、オー・ルージュまでの下りで並走しながら1台を抜いたときは度胸試しみたいでしびれました。小さいころから憧れていた伝説のスパフランコルシャンで表彰台に立てて嬉しい。初日の練習走行はさえない結果でしたけれど、VSRが決勝に強いことを証明できたと思います。レース2決勝はSCスタートとなり、タイヤに熱を入れることに専念して備えました。しかし、このスパを雨の中で走った経験がなく、ヨーロッパで経験を積み重ねてきたライバルに比べるとハンデがあったのは否めません。今回は経験のあるライバルのライン取りを学びながら走り、絶対にクラッシュだけはしないようにと努めました。少ないながらもポイントを持ち帰れたので次につながると思います」

■道見ショーン真也のコメント
「レース1決勝では予選同様にクルマが良い状態に仕上がっていて、攻めている感じではないのにとても速かった。クルマのセッティングを大きく変えたわけではないので、メインレースのGT3カーがたくさん走って路面状態が良くなった結果でしょう。僕は3台も抜いたし、そのうちの1台は最終周の最終シケインだったし、本当にレースを楽しめました。レース2決勝は前日と路面状況が違うのではっきりとは言えませんが、クルマの調子は悪くありませんでした。でも、ふたりとも初めてレースを戦うスパで初めての雨だったので、上位に比べるとスピードが少し足りなかったのかもしれません。今回はきちんと最後ま走りきってポイントを積み重ね、残る2戦につながるレースとなるように集中しました」

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