ケータハムF1チームは17日、ドライバーラインナップの変更を行い、昨年までのレースドライバーであるヘイキ・コバライネンをリザーブドライバーのひとりに加えると発表した。
コバライネンは現在のケータハムチームで昨年までの3年間を走ったが、今季チームは経験の浅いシャルル・ピックとギド・バン・デル・ガルデと契約、コバライネンはF1のシートを失った。
しかしケータハムはコバライネンをリザーブドライバーとして呼び戻すことを決め、今週末のバーレーンと次のスペインでFP1に参加することを発表した。
コバライネンは、マシンの技術開発に携わり、2013年型マシンの最初のアップデート導入に関するサポートを行う。
ケータハムF1チームは2013年のリザーブドライバーとしてアレクサンダー・ロッシおよびマ・キンファと契約を結んでいた。
ロッシは引き続きリザーブドライバーを務めるほか、ケータハム・レーシングからGP2に参加する。
マ・キンファに関しては「中国のFP1での走行で成功を収めた後、彼にはたくさんの新しいチャンスが訪れたため、我々は現在のラインナップを変更することを決めた」とチームは述べている。
「(マは)今後もケータハムF1チームのドライバー陣営の中心メンバーであり、彼の2013年の新しいレースプランに関しては後日発表する」
ケータハムは今年、直近のライバル、マルシャに常に遅れをとり、現在コンストラクターズ選手権で最下位11位となっている。