ケータハムは23日、来季レースドライバーとしてシャルル・ピックと契約したことを発表した。
ピックは今季マルシャからF1デビューを果たした22歳のルーキーだが、経験豊富なチームメイトのティモ・グロックを相手に素晴らしいパフォーマンスを発揮してきた。
ケータハムはピックと来季からの複数年契約を結んだことを発表した。
ケータハムのボス、シリル・アビテブールは、ピックの成長を今年一年見てきたと語った。
「2012年シーズンを通して、シャルルの進歩を見てきた。予選で彼は何度も我々に挑んできた。彼が特別な才能を持ったドライバーであることは明らかだ」
「1年の間に、彼は非常に経験豊富なチームメイトを相手にとても素晴らしいパフォーマンスを発揮した。我々とともに過ごす2013年以降に、彼がさらに進歩するのを見るのが楽しみだ」
「このチームが将来に向けて大きな野心を持っていることは明らかだ」とピック。
「F1での2年目を大きなポテンシャルを持ったチームでスタートすることになり、とても興奮している。ケータハムF1チームは前方にいる多数のチームと戦えるポジションにたどり着くためのすべての条件を備えている」
ケータハムの現在のレースドライバー、ヘイキ・コバライネンとビタリー・ペトロフの今後がどうなるのかは明らかになっていない。コバライネンは今週、来季シート獲得の可能性が低くなってきていると認めていた。