ケータハムは、現在テストしているエキゾーストレイアウトが違法なのではないかとの指摘に対して反論を行った。
ロータスのテクニカルディレクター、ジェイムズ・アリソンは、ヘレスでのF1合同テスト初日に、ケータハムのエキゾーストについて次のようにコメントした。
「ケータハムのエキゾーストを詳しく見た。あれを(開幕戦)メルボルンまで維持できるのか疑問だ」
ケータハムのエキゾースト出口にはボディワークの小さなパーツが存在し、それによって空気の流れがフロアに向けられているものと見られている。
このデザインは、F1テクニカルレギュレーション第5条8項4に抵触する可能性がある。この規則では、円錐台形の特定のエリアにボディワークが存在してはならないと定めている。
ケータハムのチームプリンシパル、シリル・アビテブールは、「私の理解では、これは規則の範囲内だ」と述べている。
「去年もテストしたが、誰にも批判されなかった」
「ジェイムズ・アリソンが我々のエキゾーストに注意を払ってくれるなんて、喜ばしいことだ。いろいろな見方があるが、このパーツは“コーン”の外側にあることは間違いない」
アビテブールは、テストは新しいソリューションのためにさまざまなものを試す場であるが、実戦に投入する前にレギュレーションに完全に従うかどうかの確認を行うと述べた。
「テストの目的は何が起こるかを試し、理解することであり、皆が集中している分野のひとつは、エキゾーストの効果を理解することだ」
「したがって、評価の助けになるものはすべて、少なくともテストでは喜んで導入する。開幕戦の前に、どのように明確化がなされるのかを確認する」