ケータハムF1チームの代表シリル・アブテブールが、2013年にシャルル・ピックのチームメイトを務めるドライバーを選ぶにあたり、2種類の選択肢があるが、決断の時は近いと語った。
ケータハムはすでに、今年マルシャからF1にデビューしたピックと来季からの複数年契約を結んだことを明らかにしているが、もうひとりのドライバーについては決定していない。
F1公式サイトのインタビューで、キャリアの浅いピックのチームメイトとしてどういうドライバーを探しているかと聞かれ、アブテブールは次のように答えた。
「いくつかの選択肢がある。ひとつは、ピックがその人物から学ぶことができるようなドライバーだ。我々からふたりのドライバーに対して行う要求に応える際に、彼にとってベンチマークになるようなドライバーだ」
「もうひとつの方は少し根本的なことで、2013年は過渡的な1年であるという事実を受け入れることだ。2014年にはさまざまな変化が起こるが、安定したシーズンを送りたい。2013年はそのために引き続きチームを確立するために使うつもりなのだ」
「どちらのタイプの候補も存在しており、決断する時は近い」
今季ケータハムのレースドライバーを務めたヘイキ・コバライネンとビタリー・ペトロフの去就はまだ決まっていない。