ケータハムのチームプリンシパル、シリル・アビテブールは、今年ドライバーラインナップを一新したのはチームの成長のために正しい判断だったと語った。
ケータハムは昨年ヘイキ・コバライネンとビタリー・ペトロフを走らせていたが、今年はシャルル・ピックとギド・バン・デル・ガルデのペアに変更した。ピックは今年がF1での2年目、バン・デル・ガルデはルーキーであり、昨年のふたりに比べると圧倒的に経験が不足している。
しかしアビテブールは、チームの将来を考えてドライバーを一新したと説明した。
コバライネンとペトロフに関してアビテブールは、「我々チーム、そして彼ら自身を成長させ前進させるために必要なレベルの信頼や確信がなかったと思う」と語った。
「新しい人材を入れて新たにスタートするのがいいと考えた理由の一部はそれだった」
アビテブールは、ピックとバン・デル・ガルデを来年も起用する考えであると示唆している。
「ラインナップを完全に変えて、経験をほとんど持たない若手ドライバーたちを起用するというのは、勇敢な判断だ」とアビテブール。
「しかし我々は将来のことを考えてそうすることに決めた」
「2014年にはV6エンジン導入など、いくつかの変更があり、これは動かせない。しかし我々にコントロールできることもある。それは2013年から2014年にかけていくぶん安定性を確保することを念頭に置いてドライバーを選ぶことだ」