ヘレスF1合同テスト4日目最終日の31日、小林可夢偉が登場、ケータハムCT05・ルノーのテストを初めて行った。
この日はウエットコンディションの下でスタート、朝のセッション開始後すぐにコースに出た可夢偉は、午前中に45周を走りこむが、午後にルノーのパワーユニットにトラブルが発生、走行を切り上げることになった。可夢偉は一日の中で54周を走行、1分43秒193のタイムで全体の9番手となった。
この日、可夢偉はさまざまなエンジンマップやトルクセッティングを試した。再びパワーユニットにトラブルが発生し、テストを終える結果になったが、前日までの3日間より大幅に距離を稼いでおり、ルノー・スポールF1のトラックサポートリーダーであるセドリック・スタドールは、「信頼性が向上したことは明らかだ」と述べている。
ルノーのパワーユニットは問題を抱えており、特にレッドブルは4日間を通してほとんど走行できずに終わったが、全ルノーユーザーの中で、テスト最終日も4日間合計でも、ケータハムが最も多くの距離を走りこんでいる。
しかしルノーがメルセデスやフェラーリに後れをとっているのは明らかであり、チームプリンシパルのシリル・アビテブールは、ルノーに対して改善を求めている。
「テスト最終日の今日、これまでよりたくさんの周回数を走ることができて喜んでいる。しかし次回のテストに備えてやるべき仕事が多いことは確かだ」とアビテブール。
「明らかにルノーに注目が集まっており、彼らはエンジンパフォーマンスと信頼性のあらゆる分野において大きな進歩を成し遂げなければならない。しかし我々は彼らのパートナーであり、彼らが解決法を見つけるのを助けるために、これまでどおり彼らと緊密に連携して作業を行っていく。彼らは優れたパッケージを提供できると信じている」
「バーレーンテストまで2週間しかない。ケルンのTMGでの60パーセントスケールの風洞プログラムも、ヘレステスト初日の火曜にスタートした。CT05をこれからシーズンを通して開発していく上で、これは大きなプラスになる」
