ヘイキ・コバライネンは、今シーズンでケータハムとの契約が切れ、来季もっと上位のチームに移る可能性もあると示唆した。
ルノーやマクラーレンで走った経験を持つコバライネンは、ケータハム(旧ロータス)で今年3年目のシーズンを迎えている。
コバライネンは新興チームで見事なパフォーマンスを見せて、評価を上げており、元F1ドライバーで現在解説者を務めるマーティン・ブランドルは「ヘイキはスーパースターのようだ。彼には再びトップチームで走るチャンスをつかむ権利がある」とコメントしたとSky Sportsが報じている。
コバライネン自身は、上位チームに行くチャンスが出てくるかもしれないが、それは他のドライバーたちの動きによると考えている。
「まだどこのチームとも話していない。自分のチームともだ」とコバライネン。
「分かっているのは、今の契約は今年で切れるということだけだ。でも今の段階では、自分に与えられた条件の中で最大限の結果を出すことだけを考えている」
「そうしていれば、何が起ころうと、今のチーム、あるいは他のチームを相手にして、ベストな立場に立つことができる。でも僕自身も僕のマネジメントも、まだその段階には来ていない」
「まだ真剣に考えてはいない。まだ早いと思う。僕の前に何人かのドライバーがいるからね。ルイス(・ハミルトン)がどうするのか、ミハエル(・シューマッハー)がどうするのかといったことが、その他のドライバーたちの動きに影響するだろう」
「まだ誰にも話をしていないし、まだ誰からも話はない。今は自分のパフォーマンスに集中している」
「でも自分のパフォーマンスがよければ、F1パドックでまた僕の評価が上がり、それが将来に向けていい影響を及ぼすと思う」
「チームはドライバーが結果を出すことを期待している。今の僕にはそれができている。将来がどうなるかは分からないが、どういう未来が待ち受けているのか、見ていこう」