ケータハムにリザーブドライバーとして復帰し、今週末のバーレーンGPフリープラクティスで出走することが決まったヘイキ・コバライネンが、またF1マシンに乗ってチームのために働けるようになり嬉しいと語った。
ケータハムは17日、ドライバーラインナップの変更を行い、昨年までのレースドライバーであるコバライネンをリザーブドライバーのひとりに加えると発表した。
コバライネンはバーレーンとスペインでFP1に参加することが明らかになっている。
「バーレーンとスペインでまたコースを走れるというのは素晴らしいニュースだよ」とコバライネンはコメントしている。
「再び仕事に戻るのがとても楽しみだ。全力でチームをサポートしたい。バーレーンとバルセロナでFP1に参加し、この2戦に持ち込まれる新パーツに関してチームにアドバイスをする。また、全員が新しいパッケージから最大限の力を引き出せるよう、レースドライバーやエンジニアたちとサーキットやリーフィールドのファクトリーで協力し合って働く」
「以前から(ケータハムグループの共同チェアマンである)トニー(・フェルナンデス)や(チームプリンシパルの)シリル(・アビテブール)と、この役割を担うことについて話し合いをしていた。僕が2013年にチームをどういう形でサポートするのかを発表できることになってよかった」
「クルマに乗るための体力的な準備は整っているし、僕の経験によって、セットアップや戦略に関する方向性の選択肢や新しいアイデアをチームに提供できるはずだ。また仕事に取り掛かるのが楽しみだよ!」
チームプリンシパルのアビテブールは、ケータハムが今後持ち込むアップデートの評価をするのにコバライネンは適任であると語った。
「ヘイキがまた我々と一緒に仕事をすることになった。彼を再び迎えることができて嬉しい。彼は6年にわたってF1の経験を積んでいるから、これから走らせるさまざまなタイプのパッケージに関する客観的なフィードバックや、2013年のタイヤと2012年のタイヤの客観的な比較を行ってもらうのに適任だ」
「ヘイキは我々のチームで最初の3年間を走っており、彼が持つ貴重な知識を活用しないのはもったいない。F1はチームスポーツであり、彼はシャルル・ピックやギド・バン・デル・ガルデのサポートも行うことになる。ふたりはここまでの数カ月、いい仕事をしてくれている」
ケータハムは今年、直近のライバル、マルシャに常に遅れをとり、現在コンストラクターズ選手権で最下位11位に位置している。