2013年F1バーレーンGPの金曜プラクティスで、ケータハムのシャルル・ピックは19位/19位、ギド・バン・デル・ガルデはFP2で22位、ヘイキ・コバライネンはFP1で20位だった。
■ケータハムF1チーム
シャルル・ピック フリー走行1=19位/2=19位
今日はいくらか前進ができたから、FP1とFP2の両セッションでの作業には満足していいと思う。
午前中のセッションでは中国決勝と同じ仕様のマシンで走行し、通常のFP1の作業に取り組み、ハードタイヤのみを使ってベースのセットアップ作業を行った。FP2に入ってからは、リヤの新パーツをいくつか試したところ、リヤグリップが増し、いい兆候が見られた。
結果的に、クルマがかなりアンダーステアになったから、予選に向けそれに関する対処を行う必要がある。でもパフォーマンスランの走行タイムから見る限り、予想される僕らのポジションはよさそうなので、全体的に今日はうまくいったと思う。
ギド・バン・デル・ガルデ フリー走行1=-位/2=22位
午前中のセッションは走行できなかったので、FP2ではすぐに作業に入り、両方のタイヤコンパウンドでショートランとロングランを走るなど、通常の金曜午後のプログラムを行った。
タイヤのデグラデーションはかなりひどく、特にミディアムではその傾向が大きいが、うまく熱を入れられるので、デグラデーションレベルをコントロールできれば、前戦中国よりもここの方が僕らに合っているかもしれない。
ヘイキ・コバライネン フリー走行1=20位/2=-位
またクルマに乗ることができ嬉しかったし、このチームと仕事ができて最高だった。今日の最優先事項は、昨年レースで走ったクルマと比較して、今年の開幕3戦で使った仕様の2013年型マシンのインプレッションを述べ、2013年タイヤのフィードバックを提供することだった。
走り始めてすぐに、コーナリング時にミスをする余地は全くないクルマだと感じた。際どいマシンだ。去年乗っていたクルマよりもバランスがよくないし、走りづらいし、一貫性もない。
今日乗ったのは今シーズンこれから走らせる仕様より2012年型に近いものだったが、第一印象では、このクルマは2012年型よりもバランスを見つけるのが難しく、タイヤも昨年仕様に比べて摩耗が驚くほど早い。
1セッションしか走っていないので、セットアップを変えることでハンドリングをどれだけ向上させられるのか把握するには十分な時間はなかったが、たくさんのフィードバックをチームに提供できたと思う。今週末のセットアップとタイヤに関しても、新しいパーツを投入するスペインに関しても役に立つだろう。