フェラーリのセカンドドライバーに関する憶測が飛び交うなか、ヘイキ・コバライネンのマネジメントチームが、来週マラネロのミーティングに出席するよう求められたと報じられている。
先日、フェラーリ会長のルカ・ディ・モンテゼモロは、2013年にフェリペ・マッサの有力な後任になると見られていたセルジオ・ペレスを、経験不足という理由で構想から除外した。
一方、フィンランドのテレビ局MTV3は、コバライネンのマネジメントチーム「IMG Worldwide」が、来週フェラーリの本部があるマラネロに赴くと報じている。
しかしながら、マッサの後任にはコバライネンのほかにフォース・インディアのニコ・ヒュルケンベルグも挙がっているという。しかし、経験を重視するモンテゼモロの発言を考慮すれば、25歳のヒュルケンベルグもペレスとの経験差はわずかに上回る程度しかない。
フェラーリのスポークスマンは、ブラジルのO Estado de S.Pauloにこう語っている。
「我々の会長が発言した言葉を他のドライバーに当てはめないでいただきたい」
「彼(モンテゼモロ)はペレスに関する質問を受け、返答も彼に特定したものだ」
また同紙は、2007年にフェラーリでタイトルを獲得したキミ・ライコネンも候補のひとりだという情報も疑わしいとしている。
ライコネンに近い情報筋は、「フェラーリはない。キミがそこに行く予定はない」と語ったという。