テキサス・モータースピードウェイで2月28日に行われるテストで、IZODインディカー・シリーズに参戦するコンクエスト・レーシングは、インディ・ライツで活躍する女性ドライバーのピッパ・マンを起用することを発表した。
昨シーズンのインディ・ライツのケンタッキー戦で初優勝し5位でシーズンを終えたイギリス人のピッパ・マン。インディ500のサポートラウンドではポールポジションを獲得し、インディアナポリス・モータースピードウェイ史上初の女性ポールシッターとして名を刻んでいる彼女は、キサスでのテストでルーキーテストをこなして、今季はインディ500やそのほかのオーバル戦への参戦を目指している。
「私たちは冬のオフシーズンの間、インディカー・シリーズに参戦できるよう一生懸命働きました。インディ500参戦に焦点を置き、できるだけ多くのレースを走りたいですね。2012年のフルシーズン参戦を目指してオーバル戦へのスポット参戦を考えていますよ。今度のテストは、ルーキーとしての役目を果たし、シーズン開幕に向けていい準備ができるよう仕事をしたいです。エリック・バシェラールとコンクエスト・レーシングは私たちの目指していることに興味を持ってくれ、インディカーをドライブする機会をくれました。非常に興奮しています」とマンはコメント。
コンクエスト・レーシングは、1月にインディ・ライツ王者のジャン-カール・ベルネイをテストに参加。若手にチャンスを与えるのがチームの哲学になっているとバシェラールは語っている。