1964年のF1ワールドチャンピオンで、日本ともゆかりの深いジョン・サーティースの息子ヘンリーが19日、ブランズハッチでのF2第8戦のレース中にタイヤが頭部に直撃し、負傷した。

 この日のF2第8戦のレースは序盤からアクシデントが相次ぎセーフティカーが導入されたが、再開後の9周目、数台前を走っていたジャック・クラーク(KSSデザイン)がウェストフィールドコーナーでスピン、クラッシュを喫した。

 その際の衝撃で、クラークのマシンからホイールがついたままタイヤが外れ、コース上に転がってしまう。弾みながらコースに戻ったタイヤは、運悪くヘンリー・サーティースのヘルメットを直撃。衝撃で意識を失ったヘンリーは、続くコーナーでコースを外れクラッシュ。マシンが停止し、オフィシャルが急いで救出作業を行った。

 レースは即時に赤旗となり、ヘンリーはメディカルセンターで応急処置を受けた後、王立ロンドン病院にヘリコプターで輸送され、現在治療を受けている。

 F2レースのチーフエグゼクティブを務めるジョナサン・パーマーは、「ヘンリーが負傷したことにものすごい悲しみを受けている。このような事故が起きたことは高いレベルで憂慮されるものであり、我々は病院から届くヘンリーに関するあらゆる情報を待っている。明らかにジョン、ジェーン・サーティースにとっては心配な時間だろう。我々は彼らの助けになるあらゆることを行っていくつもりだ」とコメントしている。

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