BMWがF1からの撤退を発表した後、元チームオーナーのペーター・ザウバーのチーム救済に期待が集まったが、BMWとザウバーの交渉は条件で折り合わず、決裂していたことが明らかになった。
先週水曜にコンコルド協定への署名の期限が設けられていたが、BMWはチームの20パーセントの株式を所有するザウバーや他の関心を示している人々との交渉を行ってきたものの、期限には間に合わなかったと発表した。BMWは今後も交渉を続けていくと表明しているが、今回コンコルド協定にサインできなかったことによって、チームを取得するザウバーあるいは他の人物は、今後数シーズンにおいてF1の収入の分配金を得られない可能性がある。
「BMWとの交渉は決裂した」とザウバーは先週末ロイターに対してコメントした。
「単純に、(彼らの)要求が私には高すぎたからだ」
