バーレーンF1合同テスト4日目最終日の22日、エイドリアン・スーティルがザウバーC33のテストを担当したが、トラブルのため7周しか走行できずに終わった。
バーレーンテストの初日、スーティルはその日最多の82周を走行。2日目はエステバン・グティエレスが走行したが、電気系のトラブルのため、合計55周にとどまり、1分40秒717でこの日の9番手となった。しかしグティエレスはテスト3日目には96周を走り、1分37秒180の4番手タイムを出している。
最終日は再びスーティルがステアリングを握ったが、午前中にモノコック内部の部品に問題が発生。シャシー交換を行った後、スーティルはコースに出たものの、7周を走行、計測ラップは走らずに終わった。
ヘッド・オブ・トラックエンジニアリングのジャンパオロ・ダラーラは、「問題は特定しており、今日、新しいシャシーを補強した。必要な改良を施したため、同じトラブルが起こることはないと確信している」と述べている。
