ザウバーは4日、フェラーリとのエンジン供給契約を新たに延長したことを正式に発表した。
この契約は、パワーユニットを構成するエンジン、ギヤボックス、ERS(エネルギー回生システム)の供給を含むテクニカルパートナーシップで、契約年数は複数年とされている。
これで、2014年以降のエンジンを公表していないのはロータスだけとなったが、エンストンのチームは現在も使用しているルノーエンジンを引き続き継続するものと考えられている。
ザウバーのチーム代表を務めるモニシャ・カルテンボーンは今回の契約発表に際し、次のように語っている。
「名門かつ有名なブランドとの関係を広げられたことを誇りに思うとともに、フェラーリのような強力で頼もしいパートナーと2014年シーズンを戦うことを楽しみにしている」
2014年のF1は、エンジンレギュレーションが大きく変更され、現行の2.4リッターV8から1.6リッターのV6ターボエンジンが使用されることになっている。