ムジェロでのF1合同テスト2日目を終えたザウバーは、新エアロパッケージについて多くのことを学べ、マシンの反応にも非常に満足していると述べた。小林可夢偉はこの日全体のトップタイムをマークしている。
2日目は天候が回復し、チームは大量の作業をこなすことができた。可夢偉は午前のセッションで、インスタレーションラップから開始し、さまざまな評価作業を行い、コースが乾いてからセッティングに取り掛かった。新しいエアロパッケージのマシンは予想どおりの反応を示したとして、エンジニアが非常に満足する結果になったとチームは述べている。その後、可夢偉は新しいボディワーク、クーリング、ブレーキテストなどの作業も行った。
午後は非常に風が強いコンディションの中、可夢偉は空力チェックを行っていたが、午後4時ごろにターン12でコースオフ、これによって約1時間の走行時間を失った。
コースに復帰した可夢偉は、ハード側のコンパウンドで走行を行い、終盤に新品ソフトタイヤで1分21秒603のベストタイムをマーク、これはロータスのロメイン・グロージャンと同タイムでこの日のトップタイムとなった。
可夢偉はこの日で作業を終了、テスト最終日はセルジオ・ペレスが担当する。