F1ブラジルGP決勝を振り返ったザウバーのジャンパオロ・ダラーラは、小林可夢偉がレース中のタイヤ交換で好判断をみせたと述べた。

「両ドライバーは共にいいスタートを切ったが、セルジオ(・ペレス)は4コーナーで押し出されてしまった」とダラーラは語っている。
「可夢偉はハードタイヤでスタートし、ポジションを上げることができた。その後、雨が降り始めたが、ドライバーからミディアムタイヤにスイッチしたいとの好判断の要請があった」
「彼はポジションを築くことに成功し、さらにその後はドライタイヤに変更していいタイムを刻んだ。フェラーリやレッドブルと同じラップタイムで走れたのは素晴らしかったね」

 ダラーラは、レース中盤に降り始めた雨が可夢偉の流れを断ち切ったと考えている。
「だが再び雨が降り始めると、すべてがうまくいかなくなってしまった」とダラーラ。
「可夢偉はミディアムタイヤへの交換をリクエストしたが、タイヤを変える前にコースオフしてしまった。我々はそこで多くの時間を失い、ピットストップもうまくいかなかった」

 一時は4番手まで順位を上げる活躍を見せた可夢偉は、レース終盤にミハエル・シューマッハーと7位をかけて激しい争いを繰り広げた。
「終盤、可夢偉はミハエル(・シューマッハー)に仕掛けたが、スピンを喫したためにレースを9位で終えることになった」

 ザウバーでのラストシーズンとなった2012年の可夢偉は、ドライバーズランキング12位を獲得。10位のセルジオ・ペレスには6ポイント及ばなかったものの、入賞回数ではペレスをふたつ上回る9度の入賞を記録している。

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