ザウバーのテクニカルディレクターを努めるジェイムズ・キーは、慌ただしい一日となったカナダGP初日を次のように振り返った。
「セルジオ(・ペレス)がドライブできるまでに十分完治していなかったのは非常に残念だ。ただ、急な願い出にも関わらず代役を受け入れてくれたペドロ(・デ・ラ・ロサ)には感謝したい」とキーはコメントしている。
「もちろん、我々はペドロのことを非常に良く知っているので、それも助けになったよ。そして、エンジニアやメカニックといったチームが午後のセッション中にシート合わせを済ませてマシンを送り出すという素晴らしい仕事をしてくれた。ペドロが明日を前に、マシンのフィーリングを掴んでおくことは重要だったからね」
「可夢偉は午後も通常のプログラムだったけど、スーパーソフトでの走行中に縁石に乗ってワイドになってしまい、走り続けることができなくなった。しかし、それまでは改良もうまくいっていたんだ」
「我々にはもう少し作業が残っているけど、明日は収穫のある一日になることを楽しみにしている」
