ペーター・ザウバーは、度重なるアクシデントでノーポイントに終わったF1イギリスGP決勝を次のように振り返った。
ザウバーは、ピットストップで負傷した3人のメカニックが早期に回復してほしいと述べた上で、アクシデントによってポイント獲得のチャンスを失ったと考えている。
「可夢偉は15秒を失った2回目のピットストップまで、ポイント獲得のチャンスを手にしていた」とザウバーは語っている。
一方、ウイリアムズとの接触でリタイアに終わったセルジオ・ペレスについては、それまでの走りを評価するコメントを残した。
「セルジオ(・ペレス)は15番グリッドからポイント圏内まで挽回しており、彼のそうした走りを見るのはこれが初めてのことではない」
「我々はエキサイティングなレースを戦い、できる限りのいい結果を期待していた」
「セルジオとパストール・マルドナドのアクシデントはFIAによって審議されるだろうが、結果に関わらず、セルジオのレースはあれで終わってしまった」
問題となったアクシデントは相手側に接触の原因があったとされ、マルドナドに1万ユーロ(約98万円)の罰金と叱責の処分が科されている。