ザウバーの首脳陣は、ノーポイントに終わったハンガリーGPの結果に落胆している。
「非常に期待はずれな終わりとなってしまった。レース序盤はコンディションがどうなるか不確かだったんだ」と語るのはテクニカルディレクターのジェイムズ・キーだ。
「可夢偉はいいスタートをしてくれた。我々は、彼の最初のピットストップでソフトタイヤを選択したが、残念ながらタイヤは望みどおりにもたなかった。そして、2回目のピットストップではトラフィックに加え、他のトラブルもあってポジションを失い、結局最後も後続のドライバーを抑えることができずに、もう一度ピットストップを行わなければならなかった」
「セルジオ(・ペレス)は、スタートしてすぐに10ほどポジションを落とし、それからリカバーすることができなかった」
チームのボス、ペーター・ザウバーも肩を落としている。
「今週末のチームのハイライトは、セルジオが予選で10番グリッドを得たことだ。私はそれだけ持って夏休みにでかけるよ」