ザウバーのテクニカルディレクターを務めるジェイムズ・キーが日曜日に行われたドイツGPの決勝レースを振り返った。
ザウバーは、2年ぶりの開催となったニュルブルクリンクで、予選18位の小林可夢偉が決勝で9位に入り3戦ぶりにポイントを獲得。15番手スタートのセルジオ・ペレスは11位でチェッカーを受けた。
「我々にとって良い週末とはならなかったが、レースでポイントを獲ることができたのは良かった」と、レースを指揮したキーはコメントした。
「可夢偉は優れたレースを見せてくれた。スタートでは、タイヤとかなりトリッキーなコースコンディションを最大限に活かし、レースもうまくコントロールしてビタリー・ペトロフからポジションを守った。9位は上々の結果だと思うよ」
「セルジオも同様にかなりコンペティティブだった。だが、残念なことに彼はレースのオープニングラップでスピンを喫して遅れをとり、その後も多くの周回をソフトタイヤで走ったために入賞まであと一歩の11位でフィニッシュした」
「全体的にポイントを得られたことは良かったが、我々には次のレースで再び本来のパフォーマンス取り戻すべく、やらなければならないことがある」