BMWチーム・イタリア-スペインのアレックス・ザナルディは、イタリアの自転車競技チームの一員として、2012年にロンドンで開催されるパラリンピックに参戦したいとの考えを明らかにした。
ザナルディは2001年ドイツ・ラウジッツリンクで行われたCARTでのアクシデントで両脚を失った。しかしそのわずか2年後に、義足をつけた体でレースに復帰、ザナルディはヨーロッパで走った後にWTCCに参戦、過去4シーズンの間に3回優勝を獲得している。
一方でザナルディは、2年前にニューヨークシティマラソンにハンドサイクルで出場、4位の好成績を挙げた。先週は母国イタリアのボゴーニョで行われたパラ・サイクリング・ロード世界選手権で14位でフィニッシュ。タイムは北京パラリンピックの金メダリスト、オズ・サンチェスからわずか5分以内の差だった。
「私はイタリアの自転車選手のトップレベルに入ることを目標としている」という42歳のザナルディのコメントを、AP通信が伝えている。
「2012年のロンドンでその夢がかなうのを心待ちにしているよ」