シトロエン・レーシング代表のイブ・マトンは、来年C-エリーゼWTCCをドライブする3人目のドライバー候補として、ホセ-マリア・ロペスを次回のテストに起用すると明らかにした。
2014年からWTCC世界ツーリングカー選手権に参戦するシトロエンは、以前からレギュラードライバーのセバスチャン・ローブとイバン・ミューラーに並ぶ3人目のドライバーを検討していた。
今回マトンは、アルゼンチン人ドライバーのロペスを今度のバレンシアのテストで走らせることを明らかにしたが、最終的な決定は急いでいないと述べ、2014年を前に発表するつもりはないと語った。
「まず最初に、我々が3台目のマシンを走らせることを確実にしなければならない。その後をベストなドライバーを選ぶための時間にあてるつもりだ」とマトン。
「我々は経験あるドライバーの獲得を急いでいた。イバンを獲得した今は、他のドライバー選択に多くの時間をかけることができる」
「年内に決断することはないと考えており、お伝えするのは2014年になるだろう。我々には来年まで若干の時間があるからね」
テストは、9月9日から2日間、バレンシアで行われることになっているが、ロペスはそれに先立ちベルサイユのシトロエン本部を訪れ、その後ローブとミューラーのテストに合流する。
ロペスは、かつてF1参戦を目指したUSF1のドライバー候補になったドライバーで、先月には母国イベントのWTCCアルゼンチンでBMW320TCをドライブ、見事デビューウインを飾っている。