ホンダは、今年2回目となるシビックWTCCのテストを、スペイン・バルセロナのカタルニア・サーキットで実施した。
ホンダは、先月17日にイタリアのリカルド・パレッティ・サーキットで2014年型シビックWTCCをシェイクダウン。その翌週には、スペインのモーターランド・アラゴンで4日間の本格テストを行っている。
今回のテストは、11日から14日までの4日間、カタロニア・サーキットを舞台に行われ、ガブリエル・タルキーニが最初の3日間を走り、ティアゴ・モンテイロが最終日のステアリングを握った。
ホンダのWTCC開発プロジェクトリーダーを務める堀内大資氏は、今回のテストについて次のように語っている。
「満足している。これまでのデータが確認され、今後のテストでさらに向上できる点を見出すことができたからね。エンジンマネジメントのソフトウェアのことを特に考えている」
また、JASモータースポーツのチーフデザイナーであるアンドレア・アダモも、「天候が良かったおかげで、レース以上の距離を何度か走らせることができた。タイヤをどうしていくか学ぶ上で特に役立つだろう。暑さもマシンやタイヤのクーリングに関して貴重だった」とコメント。
代表のアレッサンドロ・マリアーニは、「チーム全体を非常に誇らしく思っている。この2カ月、全員がハードワークをしてきた。それで新しいマシンをつくり、これほど早くに2度もテストセッションをこなせたんだ。特に大きな技術的問題もなく、コンスタントにパフォーマンスは向上している。タフな挑戦だったんだ!」と語っている。