メルセデスGPのミハエル・シューマッハーは、3日、再びMGP W01をドライブし、3日間にわたるバルセロナテストを締めくくった。この日、トラブルが発生しながら3番手となったシューマッハーは、来るシーズンに向けて、とてもポジティブな気分であると述べた。
初日1日の午後に続くドライブとなったシューマッハーは、午前中はセッティングとマシン開発の向上、午後にはロングランに取り組んだが、ハイドロリックトラブルに見舞われ、予定より1時間早くテストを切り上げた。シューマッハーは82周を走行、1分12秒438のタイムでこの日の3番手、3日間総合7番手となった。
「今週またF1マシンに乗ることができてとてもハッピーだった」とシューマッハー。
「月曜には短い走行を行い、今日は終日走ることができた。とても有意義な経験になったし、マシンはとてもスムーズに走ってくれた。ただ、今日はオイル漏れのマイナートラブルのために、走行を早めに切り上げなければならなくなった。焦点は信頼性の向上においており、できるだけ多くの周回を走りきることだった。だから、今のラップタイムをあまり気にしてはいない」
「今年僕は新しいチャレンジと経験に立ち向かう。だが、ロス(・ブラウン)のことはよく知っているし、彼と再び働けることで作業がとてもやりやすく、チームにすでに溶け込むこともできた。新鮮な気持ちで、モチベーションも高く、今季に向けてとてもポジティブな気分だ。来週のヘレスでまたマシンに乗るのが待ちきれない思いだよ」