19日、元F1ドライバーのミハエル・シューマッハーが、ドイツ・ニュルブルクリンクの北コース“ノルドシュライフェ”をメルセデスのF1マシンで走った。
今回のデモンストレーションランは、17日から20日にかけて“ノルドシュライフェ”を舞台に開催されているADAC(ドイツ自動車連盟)主催の耐久レース、ニュルブルクリンク24時間のプロモーション活動の一環として企画されたものだ。
このイベントは、メルセデスAMGによるパフォーマンス・ドライブとして、ニコ・ロズベルグ、ベルント・メイランダー、カール・ベンドリンガー、ベルント・シュナイダーという4人のメルセデスドライバーも参加。メイランダーのドライブするA 45 AMGを皮切りに、ベンドリンガーのE 63AMG S、ロズベルグのSLS AMG、シュナイダーのSLS AMG GT3の順でスタートを切り、最後にシューマッハーが2011年型のW02をドライブするという“ノルドシュライフェ”を舞台としたレース形式で行われた。
「ニュルブルクリンクには素晴らしい思い出がたくさんある。このサーキットにほど近い僕の故郷ケルペンからやって来るファンと友人たちに、僕の走りが記憶に残ればいいと思っている」と、シューマッハーは先月、今回のF1ドライブについての抱負をそう語っていた。