メルセデスGPでの初のテストを終えたミハエル・シューマッハーが、シーズン開幕からいきなり勝つことを目指しても期待してもおらず、マシンをじっくり開発していきたいと述べた。しかし、久しぶりの復帰だが自分は完全にリラックスしていると、余裕も見せている。

 バレンシアでの今年初のシーズンオフテストで、1日半にわたり、W01を走らせたシューマッハーは、2日とも3番手のタイムをマーク、総合で7番手につけ、若いチームメイト、ニコ・ロズベルグを上まわって見せた。

「満足しているよ」とシューマッハーは、バレンシアで報道陣に対してコメントした。
「(水曜には)終日走れて、終盤にはハイドロリックのトラブルが発生したけれど、全体的に見てとてもポジティブな手ごたえがあった。マシンはとてもスムーズに走り、すごくいい感じだ。シーズンに向けて前向きな気分でいる」
「いい感触を得ている。思っていたよりずっと順調だった。もっと時間は必要だけど、ここまではうまくいっている。今は信頼性に重点を置いて、多くの周回をこなすことを目指しているので、ラップタイムについてはあまり心配していない。もちろんタイムも見るけれど、大事なことに集中すべきだ」
「(W01が勝てるマシンになると今)言うつもりはない。僕らはコンペティティブだと思うけれど、このマシンが勝てるクルマかどうかは話が別だ。僕にとってはそれほど重要なことじゃない。シーズンは長い。序盤にいい位置につけて、多くのポイントを獲る必要がある。最初から勝てるとは思っていない。それは僕が目指してきたことではないし、そうなると期待してもいない。ただ、僕らは開発をきっちりやる必要がある」

 一方でシューマッハーは、昨年まで所属していたフェラーリの好調さを目にして嬉しいと語り、今季は4人のチャンピオン経験者(シューマッハー、フェルナンド・アロンソ、ルイス・ハミルトン、ジェンソン・バトン)が参戦しており、「コンペティティブなマシンに非常に有能なドライバーが乗っている状態」であるため、かなりの接戦になるだろうと予想した。

「興奮しっぱなしだよ」とシューマッハーは久しぶりの復帰について語った。
「考えてもみてほしい。3年も何もしていなかったのに、新しいチャレンジと新しい経験に立ち向かうんだ。全く違うチームで違う環境でね。面白い経験をたくさんするだろう。すごく楽しいだろうね。よく眠れているよ。エンジンがかかっていようがなんであろうが、赤ちゃんみたいにぐっすり眠れた」

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