2010年F1第9戦ヨーロッパGPの金曜プラクティスを終えたメルセデスのミハエル・シューマッハーが、後ろからルイス・ハミルトンが来ているのに気付かずスローダウンし、ハミルトンのクイックラップを邪魔したことを謝るとコメントした。
■メルセデスGPペトロナス・フォーミュラワン・チーム
ミハエル・シューマッハー フリー走行1=8位/2=11位
今日初めてこのコースを走行できて興奮している。恐らくは、昨日コースをチェックした後に期待した以上だね。午前中はコースのフィーリングをつかむことに集中した。まずは慣れる必要があったが、いくつかのコーナーはブラインドになってはいたけれど、それでも快適にドライブできた。でも、リズムをつかむのが難しく、1周通してのリズムをまだ完全にはつかめていない。ロングランはOKなので、全体的には悪い1日ではなかった。あとは、燃料の搭載量次第になりそうなので、これからもっと深く調べていく必要がありそうだ。ルイスに関しては、謝らなければならない。僕は彼を見えていなかったし、彼があそこにいたことを知らされていなかった。あの時はこれから走る自分のラップのことを考えており、不運にも彼の邪魔をすることになった。
ニコ・ロズベルグ フリー走行1=1位/2=4位
生産的な1日となったし、クルマはとても快適だった。タイヤに関してはグレイニングや、その他にも問題があって大変だったけどね。オプションタイヤは良く機能しなかったように思うが、それはみんな同じ状況だし、僕らはその状況の中でできる限りのことをした。アップグレードを導入したが、チームは良い仕事をしてくれて、このアップグレードが僕らの競争力を上げたのは間違いないと思う。今夜解明すべきちょっとした問題がいくつかあるが、僕らは正しい方向に進んでおり、それを嬉しく思う。現段階では、僕らのレースペースは予選でのパフォーマンスより良いことはわかっているので、もし予選で良い結果を得られたら、今週末は良い前進ができそうだよ。