F1グランプリ開幕戦オーストラリアGPで、2台ともにリタイアに終わったメルセデスGPのミハエル・シューマッハーは、開幕戦の成績だけで自分たちの実力を評価するのは「あまりに早いだろう」と語っている。
開幕前のテストで走り込み、大きな期待とともにメルボルンに乗り込んだメルセデスGPのミハエル・シューマッハーとニコ・ロズベルグだが、2台ともに予選で苦しみ、そして決勝では不運もあり両者リタイアとなったが、シューマッハーはこの状況からチームは立ち直りたがっていると認め、「再び戦意を高めている」と主張する。
「もちろん、僕たちは開幕戦でいい成績を出したいと思っていた。でも、明らかに期待はずれだったよね」とシューマッハー。
「僕らは挑戦者だ。まだ僕たちの存在に価値はないと判断するのはあまりに早いと思うよ。チームのみんながポジティブで、戦うムードにある。僕らはマレーシアで楽しい週末を送れるはずだ」
チームメイトのロズベルグもまた、チームのタイトルスポンサーであるペトロナスのお膝元、マレーシアGPに向けて自信をみせる。
「僕らはオーストラリアでは厳しい週末を送ったけど、本当にハードワークを続けてきた。マレーシアでは信頼性の問題もないはずだ。メルボルンはユニークなサーキットだけど、僕らはセパンでは高いパフォーマンスを示すことができるはずだ」
「メルセデスGPは次の日曜、みんなを驚かせることができるはずだよ」