2010年F1第9戦ヨーロッパGPの土曜予選で、メルセデスのミハエル・シューマッハーは15位でQ2敗退、苦戦した原因は主にタイヤとブレーキの問題だったと明かした。ニコ・ロズベルグは12位だった。
■メルセデスGPペトロナス・フォーミュラワン・チーム
ミハエル・シューマッハー 予選15位
今日のポジションには言うまでもなくガッカリしているし、確実にここは自分がいたい位置じゃない。僕はふたつの事と戦わなければならなかった。まずひとつは、カナダでもあったタイヤに関する全般的な問題で、予選できちんと機能させられないんだ。次にブレーキに困難を感じていて、常に右フロントがロックしていた。これで物事が余計に難しくなったので、僕らはこれを理解しなければならない。パフォーマンス上は明白ではなかったけれど、僕らのアップデートは明らかなアドバンテージになっているよ。ブエミが前にいなければ、あと0.3秒速く走れたかもしれないが、それでもQ3進出には足りなかったね。でも僕らはファイターで、このスポーツのことを十分よく知っている。僕らはスタートが良いし、多くの燃料を積んでいれば、状況はそんなに悪くない。明日は必ず、現状からベストを引き出すべく努力するよ。
ニコ・ロズベルグ 予選12位
アタックが良かったとはいえ、グリッドのこんな後方につくのはとても悔しいよ。クルマから引き出せるパフォーマンスはこれ以上なかった。午前中いくつか問題があったから、アップグレードのパッケージに関して妥協せざるを得なかった。それがトップ10に入れるか入れないかの違いを生んだんだ。ここでは一歩前進することを望んでいたから、起きたことを理解するのは簡単ではないけれど、まだアップデートのベストを引き出せていないし、タイヤについても早く理解する必要がある。クルマはレースでの方が強いから、前向きな姿勢を保って、どうなるか様子を見よう。