ミハエル・シューマッハーがメルセデス・グランプリからF1に復帰するのではとの推測を、シューマッハーのスポークスパーソンが「今のところあり得ない」と否定した。
スペインのディアリオAS紙は、9月に結ばれたシューマッハーとフェラーリとの新契約は、2012年までのもので、主にフェラーリのロードカーの開発を中心とした内容になっており、F1のアドバイザーとしての役割は含まれていないと報じている。また、メルセデス・ベンツ・モータースポーツのバイス・プレジデント、ノルベルト・ハウグは、新メルセデス・グランプリのドライバーラインナップについて、“驚かせることになるかもしれない”と述べており、これによって、シューマッハーがメルセデスに加入し、ニコ・ロズベルグと共にオールドイツチームを形成するのではとの憶測を呼んでいる。
この報道に関し、ミラー紙は、シューマッハーのスポークスパーソン、サビーヌ・ケームのコメントを以下のように伝えている。
「このスポーツでは、何事も“絶対”ということはあり得ません。でも今のところは否定できます。全くあり得ないことです」