今季のスーパーGT300クラスにZENT Audi R8 LMSで参戦するスイス人女性ドライバー、シンディ・アレマンが、初のスーパーGT公式合同テストに参加した印象を語っている。

 ヒトツヤマ・レーシングから今季アウディR8 LMSで参戦するアレマンは、すでに富士スピードウェイで走行はこなしているものの、他のGT300マシン、さらに速度の異なるGT500マシンとの混走は初めての体験。コンディションにはそれほど恵まれなかった岡山でのテストで、アレマンはどんな印象を抱いたのだろうか?

「今回がスーパーGTで初めてのテストの週末で、GT500マシンとトラックで一緒に走る事になったけど、GT500の方がストレートでは少し速いから、ちょっとストレスに感じることはあったわ」とアレマン。

「トラフィックをマネージメントしなければいけない状況については、ル・マン24時間に参戦した時のことを思い出したわ。レースに向けて、トラフィックでタイムを失わないようにすることがすごく重要な挑戦になると思う」

 アレマンはまた、スーパーGTのパドックの雰囲気が素晴らしく、ファンの注目にも感謝していると語っている。

「パドックはとても印象的だったわ。他のマシンも素晴らしいし、シーズン開幕がとても楽しみなの。日本のファンは週末、すごく応援してくれたし、日本のような国でスイス出身のドライバーが成功を収めることができれば、素晴らしいことだと思う」

 スーパーGT300クラスでは、初めてシリーズに参戦するドライバーにはルーキーテストが課せられる。今回の合同テストでは、アレマンにもルーキーテストをパスする必要があった。

「今週末すごく覚えているのは、ルーキーテストをパスしなければいけなかったこと。もちろんプレッシャーがあったし、時々雨が降る難しいコンディションの中でいいタイムをマークしなければならなかったし、スピンしたりコースアウトしたらテストに落ちてしまう」

「でも、最初のテストでパスすることができたの。だからすごく今はポジティブな気分。アキ(都筑晶裕)と一緒にいいタイヤも見つけることができたし、タイヤの違いについてもすごく面白かった。パフォーマンスについては自分が設定したゴールを達成することができた」

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