ポコノ・レースウェイで開催されたベライゾン・インディカー・シリーズ第15戦にて、マシンの破片が直撃する事故に遭い、病院へ緊急搬送されて治療を受けていたジャスティン・ウィルソンが亡くなった。享年37。
8月23日に開催されたベライゾン・インディカー・シリーズ第15戦ポコノはクラッシュが相次ぐ荒れた展開となり、180周目にトップを走行していたセージ・カラム(チップ・ガナッシ)が単独クラッシュ。カラムのノーズコーンが、ウィルソンのヘルメットを直撃する事故が起きた。ウィルソンはマシンから救出され、ヘリコプターでリーハイ・バレー・シダークレスト病院へと緊急搬送されたが、頭部に深刻なダメージを負っており、意識不明のまま、現地24日の午後に帰らぬ人となった。
8月24日にインディカー・シリーズを主催するIMSが訃報を発表、ウィルソンの死を悼み、ウィルソンの家族を気遣う言葉が述べられている。