今季、ユーロF3でチャンピオンに輝いたダニエル・ジュンカデラが、金曜日にフェラーリでF1初テストを行った。
スペイン人ドライバーのジュンカデラは、タイトル獲得の褒賞としてイタリアのバレルンガでフェラーリの2009年型マシン「F60」をドライブ。やや霧がかったコンディションながらも、彼はドライ路面で1分18秒560というベストタイムをマークした。
ジュンカデラは今年、ユーロF3の他にも、FIAが今季スタートさせたヨーロッパF3選手権でタイトルを獲得している。
彼はF60をドライブした感想について、「驚くべき経験だった」とコメント。
「フェラーリでF1デビューを飾れるなんて、夢が叶う以上の出来事さ」
「予想どおり、一番印象的だったのはブレーキの感覚だった」
「コーナーの侵入と出口を、自由に異なるセッティングで試すのは最高だったね」
この日は、イタリアF3チャンピオンのリカルド・アゴスティーニと同シリーズ2位で元F1ドライバーのエディー・チーバーを父にもつ、エディー・チーバーJr.も成績に対する褒賞としてF60を走らせている。
